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コンビニでの食事の選び方～アスリートの場合～
コンビニで食事を選ぶときってどういった組み合わせで買えばいいの？
試合や土日の練習で昼食を用意しなければいけない時、手づくりのお弁当を持っていく選手もいますが、たいていの選手はコンビニで買ったものを持っていきます。
中学・高校生がコンビニで買った昼食をみると、チョコレートや生クリームがたっぷり入った菓子パン１個だけ、あるいはそれに甘い飲み物を加えただけ、他にもフライドチキンとフランクフルトだけ・・・など、偏った食事をしている選手が多いのが現状です。
もちろん、経済的な問題もあるでしょうが、“自分のからだの材料になる”と思って投資してみてもいいのではないでしょうか。
理想的なコンビニでの食事の選び方は、バイキングでとる食事とポイントは同じです。
「主食＋主菜＋副菜＋果物＋乳製品」がバランスのとれた食事ですが、コンビニだと全てを１品ずつそろえようとするのは大変ですし、持っていくのも重くなってしまいます。（バランスについては「バランスのとれた食事って？」を参照）
そこで、以下の３つのパターンを覚えましょう。
１、お弁当：野菜料理と主菜（鮭やハンバーグ、生姜焼きなど）が入ったもの
＋不足分の主食：おにぎり１～２個
＋フルーツ入りヨーグルト
２、お弁当：主菜のみがおかずで主食が多いもの（天津飯、オムライス、生姜焼き重など）
＋サラダ・和え物
＋フルーツ入りヨーグルト
３、主食：おにぎり２個と野菜が入ったサンドウィッチまたは中華丼のような野菜が多いもの
＋主菜（鶏肉、ハンバーグ、卵とツナなど）がのったサラダ
＋フルーツヨーグルト
＊フルーツヨーグルトはヨーグルト＋１００％オレンジジュースでもいいです。
競技種目、性別、年齢、体組成にもよりますが、普通のお弁当では主食が足りなくなるので、おにぎりをつけるか、パスタが入ったものを選んでもよいでしょう。
疲れをとりたいときはオレンジジュースや梅干のおにぎり、冷やし中華など酸っぱいものを選ぶと効果が期待できます。
ただし、食べた後にも練習や試合がすぐある場合は上記のような食事をするとおなかがいっぱいで動けなくなることもあるので、おにぎりやエネルギーゼリーなど、補食と同じようなものが適しています。（「補食のすすめ」参照）
以上に示した例は一般的なものです。自分にどんな食事が合うかは大事な試合のときだけではなく、普段の練習時から「このコンビニのこれを食べたら身体が重くならなかった」など、確かめておくとよいでしょう。
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