トレーナールーム 〜 Nutrition - 栄養
練習・試合前の食事
試合前の食事は内容や摂るタイミングが大切です。
<試合前日の夕食>
①普段食べ慣れたものを食べましょう
試合前は緊張して消化機能が鈍っている場合があります。
特別なものを食べようとは思わずに、普段から食べ慣れているものを食べましょう。
特に緊張しやすい人は普段食べているものでも消化不良を起こすことがありますので、ゼリー飲料や果物など消化のよいものを選んで食べるようにしましょう。
食欲が出ないタイプの人はその時口にできるもの、食べたいと思ったもの(油っこくて消化の悪いものは禁物ですよ!)を食べたほうがいいでしょう。
②消化の悪いものは避ける
いくら普段食べ慣れていても、揚げ物や脂肪の多いものは消化不良になったり、試合当日の朝食が食べられなくなったりします。
☆見落としがちな「消化が遅いもの」
・カレー、シチュー、グラタン・・・ルウやソースの中にバターがたくさん!
・ベーコン、生クリーム、菓子パン(デニッシュ、パイ、クロワッサンなど)も 脂肪が多いです。
<試合当日>
試合3~4時間前:前日の夕食と同様、消化が遅いものは避け、普段食べ慣れた物を食べたほうがいいでしょう。
さらに、ごぼうやかぼちゃ、イモ類など繊維質が多いものはガスがたまりやすいので避けること。
た だし、消化しやすさには個人差があり、油っこいものや繊維質が多いものを食べても大丈夫な人もいます。大事な試合だけ食事に気を配るのではなく、「○○を ○時間前に食べたら調子が悪いな~」とか「これを食べた時に調子がいい!」というものを見つけるように、普段から自分のからだで実験してみるといいでしょ う。
からだの中にエネルギー源をためこむためにごはんや果物を多めに、メインのおかずをいつもより少なめに摂り、エネルギー補給に重点をおきましょう。
1食全体の食事量や”主食・主菜・副菜・乳製品・果物”の組み合わせは変えず、主食・果物と主菜の割合を変えるだけです。
試合1~2時間前:特に消化のよいもの
注!いくら消化がよいものでもたくさん食べたら消化に時間がかかってしまいますよ
例… 果物、ゼリーなど(おむすびは半分くらいならOK)
試合30分~1時間前:スポーツドリンクや飴など、お腹にたまらない糖分
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