今回紹介させていただくのは「アキレス腱炎」の患者さんです。
バドミントンをしている男性の患者さんです。
バドミントンのは競技特性上、細かいステップワークや踏み込みにより足関節に負担がかかりアキレス腱炎になる選手が多いです。
この方は前方への踏み込みの際にアキレス腱内側に痛みがある状態でした。
慢性的な痛みに移行していましたので痛みが出ている部位とふくらはぎ全体にかたさが見られました。
治療としては鍼治療・マッサージ・超音波などの物理療法を中心に行いました。
治療後は痛みが取れ、踏み込み動作でも痛みは出ませんでした。
しかし、ハードな練習メニューをこなした後は痛みが出てくることが度々あったので治療と並行してふくらはぎの筋力トレーニングを行っています。
アキレス腱への負担は足関節や足部の硬さや足の着き方の癖なども影響してくるのでエム・エス・マイスターに約2か月に1度行っているインソール測定会にてインソールを作成を行いました。
インソール測定会ではプロ選手なども手掛ける中嶋克之氏をお招きし、行っています。
立った時の足の着き方・重心の位置・歩く時の足の着き方など細かく測定してくださいます。
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※写真・動画は別の方のものです。
この方は測定時には右の踵へ重心が乗りやすく、足部の柔軟性が低下しているのでアキレス腱に負担がかかっているとのことでした。
その後作成したインソールを使用して競技を行っていますが、作成してからやく2か月痛みが出ることがなくなりました。
現在は定期的にメンテナンスを行い、怪我の予防を行っています。
エム・エス・マイスターではバドミントン競技以外でもアキレス腱炎に対しての治療を行っています。
痛みの原因を見つけ様々な方法で改善のアプローチをさせていただきます。
何かお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください!